先月のロンドンとユーロ買付の模様を、ザックリと写真中心に振り返ってみます。
コレと言ったトラブルもなく、よか買付ができました、と思ったらよく考えたらロンドン2日目くらいにパリでテロがあったんでした。夜中のニュースでもサッと扱うくらいの感じだったので、ボーッと見てたので「何かテロがあったらしい」くらいしかその時は思いませんでした。
ロンドンのレコード・ショウは2日間あって結構気合い入れて臨んだのですが、どうやらハズレの回だったみたいで1日目で早々に切り上げて店回りへ。この時、パリのテロの規模を知ってさすがにビビリました。来週行くんだけど、、入国できるのか、という。
レゲエ専門店へも。
店主のおじさんと、UKレゲエやラヴァーズの話をしてたら、「こないだこんなライブがあったよ」と見せてくれたフライヤー。
一度に生で見たら失禁しそうなメンツ。。。うらやましい。
最近オープンしたというコチラのお店のClaudiaさんは、「あのー、ラヴァーズを探してて、、、」と僕が言うなり目を輝かせて、「ラヴァーズですって(喜)!?なんたってラヴァーズはアタイたちの世代の音楽なんよおー!」とエラい喜んで色々聴かせてくれました。2人でキャッキャキャッキャ言いながらレコード聴いてたら、近所のおばさんがフラッと来て「ねえ、この子東京からラヴァーズを探しに来たんよ」「あらまあ、アタイたち昨日もラヴァーズの話をしてたわよねえ」などと話していると、いつのまにか今度はまた知らないおじさんが現れて「レコードはリンクするな、ウンウン」と勝手に会話に入って来る、といったノリに。アメリカでもそうですが、レコード屋が地元コミュニティーの一部として愛されてて(しかもイイ歳のおっちゃんおばちゃんたちに)、最高じゃねえか、と思いました。リアルタイムでラヴァーズで踊ったり切なくなったりしてた彼女らの青春時代(まさにモノホンの)を想像すると、これまたタマンナイものがありますね。
そんな街角のスーパーの前で突如繰り広げられるスティール・パンの演奏。カッコよかった。
はたまた、デッドストックの眠る倉庫にも果敢に進撃。
これまた別のお店の、「俺はMATUMBIのメンバーと同級生だった」と言う店主Robertさんは、「PRINCE LINCOLNならロンドンで魚屋をやってたぞ」「この曲のイントロで『I-SPYのサウンドシステムで歌えて私は幸せ』うんぬんと言ってるだろ、そのサウンドシステムはすぐそこにあったんだ」「わかるか、これがHISTORYってやつだ。ガハハ」などと、生き証人ならではのオモロ話を聞かせてくれました。いい店過ぎて、最終日にもう一度行ったら、近所のカフェから紅茶をパシらされました(でも僕の分は奢ってくれました)。総じて、ロンドンの人たちはいい人多かったです。
スリーヴもカラフルで綺麗。UKレゲエ〜ブリット・ファンク〜UKブギーものばっかりで400枚買いました。
ULTIMATEというだけあって旨かったです。でも高いね!
といった感じのロンドンでした〜。続きはまた。。。